アリという名前がついている社会性昆虫ですが、実はゴキブリと近縁の昆虫です。
腸内に共生する微生物のおかげで、木材に含まれるセルロースを栄養源にできるのが大きな特徴で、
「家屋を食害する害虫」として警戒されています。
巣が大きくなると一部が羽アリになって群飛し、新しい住処を見つけて新たなコロニー(巣)を形成します。
4〜7月頃に無数の羽アリが飛び出した家屋は、シロアリの被害を受けている可能性があります。
シロアリは長生きで、女王アリや王アリは15年以上、
働きアリで5〜6年くらい生きてるとされています。
家屋に被害を及ぼすシロアリは5種類いて、中でも主要なのが「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」。
日本のシロアリ被害は8〜9割がヤマトシロアリといわれていますが、
和歌山はヤマトもイエも生息しています。
特に、イエシロアリは水を運ぶ能力が高くて活動範囲が広く、食欲旺盛。
ときには100万匹にも達する巨大コロニーとなるので、家屋に取りつくといつのまにか被害が広がるんです。
加害のスピードが速く、被害が家屋全体に及んで家が倒れることもある危険種!
木の中にいるので防除しにくく、気がつけば家がボロボロということもある物騒な生活スタイルを持つシロアリですが、
1匹1匹は薬剤に弱い昆虫です!
自分の家は大丈夫か?!とチェックすることを習慣にし、少しでも気になる場合は早めの防除対策で大切な家屋を守りましょう!
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